過去記事でトラックボールマウスについてはレビューしたんだけど、やっぱりトラックボールをメインで使い続けるのは汎用性がなさすぎる。なのでメインのマウスは普通のやつ。
環境を変えるのに伴ってマウスを買い換えたのでそのレビュー。

動画あります
これに関してはレビュー動画も出してる。
クリック音、高周波音とかはこちらから確認していただけたら。
コルセアのマウスがデザイン最強だった
買い換え元はCorsair(コルセア)のM55 RGB PROというマウス。
綺麗な白色と灰色のみで構成され、コルセアのロゴだけというのがカッコいい。

なによりも左右対称だというのがデザイン的に美しい。
右手専用が多い一般的なマウスは、持ちやすくはあるんだけどどうしてもゴツくなってしまう。それが好みかどうかの問題だけど、僕は左右対称マウスの方がシンプルなのですき。
あとゲーミングっぽさが薄いのも気に入ってた。

しかし耐久性がなかった。ハズレ個体だったのか、どうもクリック時の跳ね返りが弱い。末期には長押しすると離してもボタンが吸い付いたまましばらく戻ってこずに入力され続けるとかいう大欠陥。
ドラッグしてきたファイルが意図した箇所でドロップされず、文の選択箇所が増え、Lスターを撃ち切ってしまう(APEXネタ)。

同じM55の買い換えも検討したんだけど、有線マウスってやっぱり使いにくいし、無線ももうプロの現場でも使われるほど精度が良いことは知っていたので無線モデルのないM55とはお別れすることにした。
というかM55自体の在庫がほとんどない。生産終了してる?
到着まで2週間
いろいろ漁ってようやく見つけた運命的なマウス、価格は13,980円。初売りポイントアップキャンペーンにエントリーしたことも思って購入。
直後に在庫切れ、入荷日は未定。
ほんとに在庫が復活するのか不安になりつつ、2週間後にやっと在庫復活。無事到着。

13,980円が在庫切れの超人気ってなんだ。期待。
開封

なんていう白さ。箱までもが白い。

上の紐はなんなんだろう。

13,980円もするマウス、高級感というか梱包が丁寧になされている。もちろん未開封だとシールでも留めてあるけど箱の蓋はマグネットで留められている。開け閉めするだけで楽しい。

付属品。左下から。
- マウス
- レシーバー(マウスに格納)
- マウスドック(充電台)
- ケーブル
- 説明書
付属品、ケーブルまとめるタイまで白い。ちなみに一度開封、使用したもので、写真はすべて未開封時を再現したものなのでケーブルとかもう少し綺麗にまとめられてた。流石に。
顔がいい

なんていう白さ。シンプルデザインのようでカクカクしたディテールがカッコいい。ゲーミングマウスの体裁は保っているらしい。

左右対称デザインはやはり素晴らしい。誰が見ても美しいと感じる最強デザイン。デザインセンスのない僕でも左右対称なら理解ができる。

中央以外はテカテカしてるけどそれ以外はほとんどマットな質感。
サイドは硬めのラバー素材で、凹凸の密度が高く、耐久性には期待できる。M55のサイドは爪でガリガリに削れてしまったけどこちらは削れる気配がない。
センマイみたいなホイールの表面もサイドと似た素材。

ロゴの主張は激しい。蛇と言われるまで気づかなかったけど奇妙なデザインだな~と思う。
ライティングはこのロゴの部分のみ。

大きさはFキーのあるキーボードの短辺と同じくらい。つまみ持ちもできんことはないけどかぶせ持ちを想定して作られている気がする。
重さは74g。実は存在する有線タイプのViperより3g重い。

僕は一度もマウスに軽さを求めたことはないのでどうでもいいです。現実的な重さなら。
一般的には軽い方がいいのかと思いきやLogicoolのハイエンドマウスには着脱可能のおもりが付属してるらしい。

奥に充電ケーブルを挿す穴がある。マウスの使用中に充電が切れた場合にここにケーブルを接続して有線マウスとして使用できる。

ソールは四隅と中央。スライド式の電源ボタンとその上にDPI変更ボタン、その上にDPI値確認のLEDがある。
DPI変更ボタンが裏側にあるのはゲーマー向けマウスとしてどうなんだとは思った。M55はホイールの下にDPI変更ボタンと確認のLEDがあって、あれは使いやすかった。
あとは金色の丸い2つの充電時の接点と、USBレシーバーが格納されている。
レシーバーはPCにはもちろん、チャージングドックにも接続して使用が可能。僕はチャージングドックに接続してるんだけどチャージングドックの方はUSB2.0接続のよくわからんUSBハブに接続してる。
この状況が許されるのかはよくわからない。

ボタンは8つ。右クリック左クリック、サイドボタンが左右2つずつ、ホイール押し込みと裏側のDPI変更ボタン。
これらはすべて割り当てが可能。
ただ小指側のサイドボタンと裏側なんか押せたもんじゃないので実質5ボタン。僕は小指側のサイドボタンにDPI変更を割り当てて裏側より改善。
チルトはないんだけどチルトのあるマウスのホイールってなんか壊れやすい気がするのでなくてOKです。
チャージングドックがあるから買った

チャージングドック。正式名称がよくわからん。商品名はRAZER MOUSE DOCK CHROMAって書いてあるんだけどホームページ見に行くとWIRELESS MOUSE CHARGING DOCKは、っていきなり書いてあるからわからん。
チャージングドックって呼びます。

ワイヤレスマウスの一番の懸念点って充電だと思う。乾電池式なら半年に一回くらい交換するだけだからいいんだけど軽さ重視のゲーミングマウスは大抵充電式。
ワイヤレスだというのに充電の度にケーブルを引っ張ってきて充電するのは不格好だし面倒。

そんな問題もチャージングドックがすべて解決してくれる。
マウスをポンとこのチャージングドックに置くだけで充電開始。
接触が悪いみたいなレビューが散見されるけどたぶん接点部分が汚れてるだけなので接点復活剤で綺麗にしましょう。

チャージングドック自体の見た目も悪くないから充電していないときはただの小さな光るオブジェクトとして機能する。

机の奥に設置してケーブルを机より下に垂らすことで机の上からは完全にケーブルを見えなくすることができる。素晴らしい。
このチャージングドックがあったからゲーミングっぽくて敬遠してたRazerを購入することになったほど。

机との接地面はゲッコーソール(ヤモリの靴底)とかいう、吸着力のある素材。シールとかではない。
かなり強く横から叩いてもズレたりしない。スマホのワイヤレス充電器の底もこんな感じにしてくれ!
チャージングドック、見た目◎機能性◎なのでなんの不満もない。
クリック音は大きめ
ゲーミングマウスに静音性を求める人なんていないと思うんだけどちゃんと音がなる。
悪くない音ではあるけど静かとは言えない。左右クリックだけで、サイドボタンはおとなしめなのでただただスイッチによって音が違うんでしょう。
あと奥にスクロールした時だけ手前へのスクロールに比べて異音がするというか感触が違ってガリガリ鳴る。不良品なのか仕様なのか。
高周波音問題
クリック音を録音しようとスマホのマイクをマウスに近づけて録音して後から録音を確認すると、ビーーーとかジーーーーとかいう高周波な聞こえる。
録音環境の悪さかと思いきやどうやらこの音はマウスからしているらしい。
耳元にマウスを近づけると確かに聞こえる。
壊れかけのHDDからする異音みたいな。
もちろん電源を切ると消えるし、ライティングの有無や、充電中かどうかで音が変わるので、そこらへんのノイズなのかな~という気はする。
ただこれマウスを耳元まで持ってこないと聞こえないので実用上の問題はない。かなりマウスとの距離が近い録音聞くまでわかんなかったわけだし。
これがワイヤレスゲーミングマウスの仕様なのかViperに限ってなのかはわからない。どちらにせよ13,980円の品質が危ぶまれるところではある。
ハズレ個体だったらキレる。
専用ソフトあります

Razerには専用ソフトが存在する。
名をRAZER SYNAPSE。これはいい名前。シナプスは教科書で1680万回見た。

マウスの割り当てとかライティングとかを設定できるし、プロファイルはマウス保存できて別のPCで使っても設定を維持できる。らしい。そんな機会はない。

細かく設定できるほかマクロも組めるんだけどViperに関しては8ボタン(実質6ボタン)しかないので親指側のサイドボタンに進む戻るを割り当てているデフォルト設定のままほとんど変えていない。
最大20ボタン使えるRazer Naga Proとかなら生きてくるけど。

チャージングドックの方もライティングだけだけど操作可能。
求めていたマウスが存在する時代

左右対称でゲーミングっぽさが薄くてワイヤレスで白いマウスないかな~!
で、あったのがコレ。おまけにチャージングドックによる充電方式も素晴らしい。
その上大手Razerだし、価格もそれなりで信頼がおける。
ほんとになんだかいい時代だなと感じた。こんなにすぐ手に入るとは思わなかった。

ここまで自分がほしかった条件にあうマウスは他になかった。出会えてよかったと思う。
使用1週間くらいで耐久性はまだわからないけど、13,980円を信頼しておくことにする。
