近年カーオーディオにこだわってますなんて人がどれだけいるのかわからないが、僕はわざわざナビを取り外してカーオーディオのデッキを取り付けるくらいには楽しみたい側。
というわけで今回はツイーターを取り付けるという話。
なぜこれなのか

過去の記事でKENWOODのカーオーディオを取り付けたんだけど、特にこだわりや知識があるわけでもないので、じゃあ揃えようということでツイーターもKENWOODにした。
この文に関してはカーオーディオとツイーターを入れ替えて読んでもいい。というのもどっちが先だったか覚えてないからだ。
まあなぜKENWOODなのかといえば、実家のコンポがKENWOODだったこと、周囲の車持ちの導入オーディオがcarrozzeriaとかBOSEとかでKENWOODがいなかったからってことくらい。
そこまで高くない。1万ちょっと。
スピーカーとセットで売られているものもあり、それでも3万ちょっと。

これを購入してまもなく新モデルのST1005が出た。そんなに値段が変わらないのでST1005のほうもオススメする。
取り付け
今回も愛車トヨタ セリカ(ZZT231)に取り付ける。
オプションでツイーターがついているモデルもあったはずだけど、これは違う。
ツイーターどこに取り付けるか問題はあるんだけど、今回は一番簡単であろうドアへの取り付けを採用。

まずはドアの内装を剥がす。

外し方に関しては他のセリカオーナーの方が記事をあげてくれているのでそちらを参考に。
工具としてはドライバー一本で完結する。

今回は運転席側の作業工程を紹介しているが、助手席側もほぼ同じ。
運転席側だけミラー用の配線があるのでカプラー外しの工程が追加されるくらい。

配線としては、フロントスピーカーの配線に割り込ませる形になる。ST1004にはネットワークがついているので、こんな簡単な配線でOK。
配線のやり方は説明書に書かれている。わかりやすい。
右左、+ーを間違えずにつなぐ。
ちなみにセリカのフロントスピーカーの配線の色は、
右+:薄緑
右ー:青
左+:ピンク
左ー:紫
になっている。
躊躇なくぶった切って、ギボシ端子を取り付ける。
ギボシは別途必要になる。電工ペンチがあるとすべての配線作業が便利になる。
今回もエーモンで取り揃えた。電工ペンチと端子がセットになったものも売っていたはず。

余った配線はテキトーに束ねて貼った。もう少し綺麗にしたかったんだけど時間がなというか周りが汚すぎてあんまり綺麗にする気にもなれなかった。
スピーカーに干渉しなければいいかな。
スピーカーは純正が結構優秀なのでとりあえず今回は手を加えない。

内装の方にツイーター取り付け用のブラケットを取り付ける。
穴開けが必要になるので、一応覚悟が必要。M3のドリルが必要。
奇跡的に持っていたピンバイスがM3だったので手動で頑張って穴をあけた。

パッケージを切り取る形で取り付け場所を決めるシートがついているので使う。
ツイーター本体側である程度首振りできるので、ブラケットの向きは運転席に向く形にしておけばそこまで神経質になる必要はない。

取り付ける。両面テープも使うので、どうしても穴開けしたくない場合は両面テープだけでもいいのかもしれない。
ただスマホホルダーを両面テープで取り付けては外れてきた自分からしてみればあまり信用ならない。また両面テープ固定じゃ落ちてきた。

ツイーター本体はブラケットにひっかけるような形で固定するだけ。
配線は内装の隙間から通す形になる。
追加で穴を開けてもよかったんだけど座れば見えない配線なので気にしない。
完成

ツイーターって見ただけで音質がよくなるからいいよね(暴論)。
あんまりこだわりがない人からしたらナニコレ~!ってなる。かわいいミニマルスピーカーみたいな。
初ツイーターということで比較対象がなく、レビューというレビューはできないんだけど、追加するツイーターに関してはあるのとないのとで明らかに違うものだから、すごく満足している。
当然ではあるんだけど高音がめちゃくちゃ聞こえる。

首振りでうまいこと運転席で聞いたとにちょうど左右のバランスがよくなるように調整する。これが意外とシビア。
ちょっとずれると違和感を覚える。それほどにツイーターから音がしているとも言える。
左右で音を遅延させる方法をとることで究極のバランスを得ることもできるらしいんだけどそこまでのこだわりはない。今のところは。
運転席メインでしかないので助手席でどう聞こえているのかは試してないのでわからない。まあ助手席に誰か乗せてたらメインは音楽じゃなくて会話なんだからどうでもいいんだけど。
ツイーターのススメ
ツイーターはなんといっても値段的にも導入作業的にも手軽なうえに安いモデルでも、もともと0だったものが増えるというわけなので、変化を感じることが約束されているといってもいい。
カーオーディオ、手をつけるならここから。
有名メーカーでも安いものが多数売っているのでぜひ導入してほしい。
簡単とはいえ内装を剥がしたり純正のケーブルを切ったりと、手を出しづらいという場合はカーショップに投げることもできるはず。
ちょっと工賃がかさむけど、失敗して元のスピーカーですら聞けなくなりました!!よりかは。
