開封

最近の100均、やたら配線整理グッズが増えた気がする。アイデア勝負な分野なので得意としているのだろう。
今回はSeriaのケーブルクリップ。前回「小さい」というタイトルで同じくSeriaの配線グッズをレビューしたのだが、今回は「大きい」。
ダイソーにもあるんだけどね。

透明のプラスチック製の本体が4つと両面テープ。両面テープはちゃんと切断されている。

クリップといっても可動部があるわけでもなく、この中にケーブルを通すだけである。
両端が固定するためのフック状になっているが向きが逆になっている。
これで辛うじてケーブルを固定するような形になる。

大きいため、一般的な充電ケーブルやUSBケーブルだとスカスカ。

大きいことが完全不利というわけではない。HDMIケーブルのような太めのケーブルが通るのだ。
なかなかHDMIケーブルに使用できる配線グッズは珍しい。

また、1個に2本通すような使い方もできなくはないため、小さいよりかはいいのかもしれない。
しかし小さいケーブルだとやはりあの大きな隙間から飛び出してきてしまってなんとも微妙である。
片側の隙間は逆方向になるので完全に飛び出してしまうことはないが、思ってたのと違う感。
奇跡的な使い道

私のデスク下には一件、ひどい配線存在する。
オーディオ延長ケーブルなのだが、先の方をマスキングテープで固めてるだけ。イヤホンを頻繁に抜き差しするわけではないので、自然落下さえしなければよいのだがあまりにもひどい。
この配線を放置しながら配線グッズのレビューをするわけにもいかないだろうということで今回購入したクリップを使うことにした。

当初はケーブル部分のみを固定するつもりだったのだが、なんとジャック部分がぴったり。

ほんとにぴったり。通るということはもちろん抜けてしまうのだが、押す方向には強い。奥のジャック部分の境目がフック部分より手前で落ちることでジャック部分がひっかかり、奥にいくことがない。
そもそも先述の通りイヤホンを頻繁に抜き差ししないのでこれでよい。

超使えるじゃん!と思って他の場所で使ってる延長ケーブルでも試してみたがこれは通らなかった。
同じ3.5mmジャックだがカバー部分のサイズは製品によってバラバラ。写真はダイソーのオーディオ延長ケーブル。
一応、サイズがぴったりだった延長ケーブルを載せておく。このケーブルと今回紹介のケーブルクリップの組み合わせであれば(仕様変更がなければ)間違いなくぴったり使える。はず。

おそらくカバー部分含めて5mmなんじゃないかと思っている。測定器具を持たないので断言できない。

私的にはこの、念願のオーディオケーブルの固定機構を実現させてくれたのでとっても気に入った。
ケーブル配線としては、ちょっと微妙。
後ろのあほみたいに垂れ下がってるケーブルは気にしないこと。