すべり止めと言われる、あるいはそういった用途に用いられる製品は世の中にたくさんあるのだけど、このダイソーのすべり止め(とはどこにも書かれていないが用途としてはすべり止めなので以後そう呼ぶ)がちょっと変わってて、それがオススメなので紹介する。
8片付と4片付の二種類

サイズの違う二種類が用意されている。8片付は8枚入、4片付は4枚入だが合計面積はほぼ一緒で、切ればどうにでもなるので特にどっちがいいとも言えない。今回は二種類とも用意した。100円だから。
両面吸着タイプ

これは正式な商品名が「吸着テープ」であるように、ゴムのような素材で摩擦係数を大きくして滑りづらくするものではなく、吸着してその場に固定してしまうタイプ。
両面とも吸着でき、台紙に貼り付けてある側が強力なのでそちらをすべり止めたいモノに、フィルムが貼ってある反対側が床などにくるように貼る。

“粘着”ではなく”吸着”なので、剥がした跡がベタベタするとかはない。いわゆる、はってはがせるシール状態。

唯一の欠点はフィルムが剥がしにくいこと。シールもフィルムも薄いので角から剥がそうとすると本体ごと剥がしかける。爪を使ってなんとか。
使用例

4片付の方をGoogle純正ワイヤレス充電器PixelStandの裏側に貼ってみた。
もとからシリコンっぽい素材かつ自重ですべりにくくはなってるけど、スマホの重みで置いた時/取る時には持ち上がってズレてしまうので、これで固定してしまおうと。
ちょっとはみ出したので切った。ハサミで簡単に切れるので可能性は無限大。丸底でも星底でも。

スマホを置いたときの衝撃くらいじゃ微動だにしなくなった。

さっきのはついでで、実際にすべり止めがほしかったのはここ。
机の下にニトリのタイルカーペットを敷いてるのだけど、敷き詰めてもいないため端にあるものはすぐズレてしまう。
このニトリのカーペットは安い(299円)んだけどアホみたいに薄く、普通のすべり止めじゃ分厚くて違和感があるが、このダイソーの吸着シートは極薄。一切目立たない。

カーペットが隣り合う部分はカーペット同士で障害物となりその方向にはズレないので、端だけに貼った。
上を歩いただけじゃもちろん、手で動かそうとしても最早一切動かなくなってしまった。最強。
まとめ
薄いので小さくて軽いモノに貼っても違和感がない。私の用途のようにカーペットや、机の上の小物に使える。
吸着タイプなので極端に軟弱な塗装が施してある箇所だと剥がれる心配があるかもしれないが大抵大丈夫なはず。