この世には2種類の鉢が存在する。排水用の穴の開いているものと、開いていないもの。
好きなほうを選べばいいと思うんだけど、どちらかといえば根腐れという植物共通のトラブルのリスクを減らすためにも、排水の穴のほうが植物には適しているとは言える。
なので今回は穴のないポットに自分で穴を開けてみる。

今回改造を施すのはこのポット。
もともと別で観葉植物を入れていたもの。

カインズのやつだった。陶器製で、排水の穴は開いていない。
青というか水色というか灰色というか、しっとりした見た目が好み。ちょっと大きい。

テキトーに目印をつけておく。

使うのはこのピンバイス。
4年くらい前にトミカのカシメを外す目的で買った気がする。

アネックス(ANEX) ピンバイス 収納式 グリップ付 0.1~3.2mm No.98-R
基盤製作・プラモデル・模型・ビーズなどの穴あけに!【特長】・4サイズのチャックで幅広い軸径のドリルに対応でき、 使用しないチャックは本体内部に収納できます。・早回しがしやすい回転キャップ・滑らず力が入りやすいラバーグリップ
ドリル刃はなんなのかわからないけど、カシメを外すっていうんだから金属用だと思う。
替えの刃も持たずにこれだけ。
経はめちゃくちゃ小さい。

最初は弱い力でグリグリして下穴もどきを作っておけば特にすべったりすることはない。
ただただドリルを回していくだけ。

厚いので時間はかかるけど綺麗に貫通した。欠けてるのは塗装。

慣れれば1分経たずに一つ貫通できる。疲れはするけどちゃんと削れていくのでストレスなく進められる。
ピンバイスなんて誰も持たないだろうなと思ったから、一応キリでも試してみたんだけど3秒で断念した。
諦めてピンバイス買った方がいい。ドリル刃とあわせても2,000円とかだから。

作業開始から7分ほどで完成。
小さな5個の排水穴をもつ鉢になりました。ギリギリ排水できるくらい。
排水効率よくしたいならちゃんと経の大きなドリル刃を用意すればいいだけ。

破片はガラスに似たようなものなので綺麗に掃除しておきましょう。

それで、この鉢に何を入れるのかというのは記事の趣旨が違うので次の記事に、また。
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